2020年8月26日からのイベント『午後の逸話』のイベントストーリーのあらすじ・感想を書く奴
1.コンパでもやろうよ
バニラを中心とした行動予備隊A4の和やかな日常+ロドスの理念に対する各オペレーターの捉え方のお話。
この話は場面が二転三転するので、あらすじを付け加えながら感想を書いていく。
自室で飼ってるオリジムシの面倒を見てくれる人を探すバニラ。自室でオリジムシを飼うってどういうことなの…
ドクターはオリジムシも食べそうということで預け先としてはナシとなる。うちのオペレーターは指揮官の事を何だと思ってるんだ…
ドクターがケルシー先生に隠れて食べてるというおやつも気になる。
なんやかんやあってメランサに頼むも断られるが、代わりにスチュワードが引き受けてくれることに。
メランサがフランカに師事していることや、メランサの鉱石病の薬を新しいものにしたから定期検査を受ける話があった。
感謝されて恥ずかしがるメランサちゃんかわいい。
定期検査後、一緒にお茶を飲む約束をして嬉しそうにするメランサちゃんかわいい。
その後メランサが、ロドスに来てから笑顔が増えたという話題から、BSWとロドスの関係などちょっと真面目な話が入った後、ブレイズが登場しバニラ、スチュワードを含めて3人の会話に。
ブレイズと一緒に登場した、鉱石病患者の幼女ドーラの境遇を例に、ロドスの理念についてそれぞれの認識を話し合う真面目な話になった。
バニラはロドスが「感染者を時には無償で治療する組織」と捉えていたが、ブレイズはそれを否定。
ブレイズは「治療は無償で行っているのではなく、金銭以外の報酬で治療を提供することもできるだけ」と説明。
スチュワードの認識は「ロドスは皆が目指す方向が同じだから肩を並べて戦えている」といった感じ。
この辺は組織として理想を追いつつ、現実的な利益も見据えるロドスの理念が見える会話となっていた。
ただそれを語っているのがブレイズなので、どこまでが本気でどこからが冗談交じりなのかが怪しい…折り紙を折ることで組織に貢献するってのも建前上の話かもしれない。
あとアーミヤもドクターを休まず働かせるだけじゃなくて、ちゃんとCEOしてるんやなって…
場面変わってバニラがスチュワードを自室に連れていき、オリジムシの世話の仕方や、バニラの過去の話に。
最後にバニラがブレイズやスチュワードの考え方に歩み寄ろうという意志を見せて終了。
うちのロドスは低レアがほとんど育成されずにいるので、A4のメンバーについてはほとんど知らず、何もかもが新鮮だった。
それぞれの意外な一面やかわいいポイント(主にメランサちゃん)、考え方を知ることができた話だった。
この話を読むとちゃんと育成して使ってあげたい!ってなるんやけどな…危機契約が迫ってるんや…もうちょっと待っててくれ…
2.日記帳
フィリオプシスが自分の日記を読みながら自分の感情に改めて向き合うお話。
鉱石病によって物忘れがひどく、過眠症を持つフィリオプシス。
それ故に研究と睡眠が一日のほとんどを埋め尽くしてしまい、他人との会話を「自分とは無関係のただの情報」として処理してしまっていた。
そのことに気付いたフィリオプシスは、日記を読み返しながら「大切な人のことを、より理解して、より多くの物事を処理できるようになりたい」と決意した。
フィリオプシスはキャラクターも好きだし、なにより医療不足だったうちのロドスに来てくれた光だったから大好きなオペレーターの一人です。なのでこの話は今回のイベントでも一番好きかもしれない。
鉱石病のせいで感情、記憶、色んな大切なものを失っていく中、どうにか自分を見つけ出そうと足掻くフィリオプシスに全米が泣いた。
机の下ミームもそのための行動の一つだった…?
そしてライン生命のエモい関係性の描写もあった。
フィリ姉と呼んでフィリオプシスを慕うイフリータ。それに付き合うフィリオプシス。
馴染みの同僚としていい雰囲気のフィリオプシスとサイレンス。
やっぱライン生命は最高やな!サリアも早く和解してくれ(届かぬ思い)
他人に対して消極的だったといいつつ、イフリータの喜びそうな木刀をお土産で買ってきてるあたり、偶然だとしても上手くやれててよかったね、ってほっこりした。
3.本日のキッチン
グム、マッターホルン、イーサンの和やかお料理シーン+カランドのお話。
イーサン実装されてからお料理イベント待ってたんだよ!これこれ!って感じで見てた。
料理パートって和やかになれるし、その瞬間の心境が料理に表れるしいいよね…
その後マッターホルンがシルバーアッシュの味覚に関して言及するシーン、読んでる時は良く分かってなかったんだけど、色んな考察があるらしい…
やっぱりカランドとシルバーアッシュ家は複雑で難しい問題なんだな…
4.流れ者の帰る場所
ケオベがロドスに加入する時のお話。
リターニア地域で数々の被害を及ぼしていたため、行動予備隊A1に保護(捕獲?)されることになったケオベ。
ラヴァとハイビスカスが面倒を見ていたが、訓練の時間ということで鍛冶師のヴァルカンに預けられることに。
そこでの会話からケオベの放浪の旅の目的は、自身の武器に古代ミノス語で彫られている自分の名前を教えてもらう事だったと分かった。
古代ミノスを読めるヴァルカンから名前は「ケオベ(Ceobe)」であると教えてもらい、旅の目的を達成したケオベは、ヴァルカンに導かれロドスの加入テストを受ける。
その後、諸々のテストはほとんど不合格だったが、本人の素質と潜在能力の高さからロドスのオペレーターとして適任であると判定された。
ケオベ(持ってない)とヴァルカン(持ってない)のお話だったので血涙流しながら読んでた。
洪炉示歳のイベから続いてラヴァがかわいい。
ラヴァとハイビスの姉妹会話いいぞ~これ。
一見怖い鍛冶師のヴァルカンが、武器に対するケオベの真摯さに惹かれて仲良くなっていくのが見てて和む…これが尊いか…
ヴァルカンによると、ミノスには極東のように武器に名前を刻む習慣や伝統は無い、らしいので『ケオベ』は本名じゃなくてもっと重要な何かである可能性…?ヨクワカンナイ
5.自業自得
オーキッドがこのままロドスの戦闘員として過ごすか、後方支援のデスクワークに移動するか悩み、行動予備隊A6のメンバーと触れ合うことでこのまま残る決断をするお話。
ミッドナイトの説教が身に染みるいいお話だった。
新しい環境においても変わらないもの、そして過去に対して負い目を感じないようにすること等、自分の信念を語りつつ、それらを踏まえたうえでオーキッドに自分で考えることを促すミッドナイトの話術に感心した。
民間出身の戦闘員だからこその価値観を知れてとても満足。
オーキッドは「民間出身のチームは危険な任務にはいかない」って言ってたけど、あなたはA6の中でも比較的便利に色々なステージで活躍してますよ…!
6.前へ
アークナイツの醍醐味ともいえる世界観が掘り下げられたお話。
ドーベルマンはかつてボリバルの自治政府で上校として所属していた。
ボリバルでは自治政府と反乱軍の間で戦争が起こっており、ドーベルマンはその中で上司の理不尽な理由によって部下を失った。
その後自治政府を離れ反乱軍に加入するも、そこでもほとんど変わらないことに気付き、また離れてロドスへと至った。
ボリバルでの経験から、ドーベルマンは上役として『兵士を納得させられる正しい命令を出せる事』が重要だと考えるようになった。
ドーベルマンは、ロドスはその点で誠実であり、何人かの理想主義者がちっぽけな願いに命を懸け、その願いを繋いでいく桃源郷であると認識している。
ロドスの指し示す『前』を信じ、今日もドーベルマンは教官として指導を続ける。
この世界いっつも戦争起こってんな。いつの時代もどんな情勢でも中間管理職ってのは辛いねんな…
ロドスは民間組織としては頑張ってるが、国家の軍隊とは比べものにもならないという言及があった。だからこそ龍門と協力する必要があったんですね。
確かにPVを見る限り、一人で超多人数相手に無双、みたいなシーンはなかった気がする。洪炉示歳でのニェンはさておき…
ところでドーベルマン教官、あなた何歳なんですか…?
フェン達の教官もドーベルマンにしごかれてきたらしいけど、その教官昔話みたいな感じで話してましたよ。
とはいえロドスは創設からそんなに経ってない組織みたいなので教官も最近まで指導受けてたのかな。
謎は深まるばかり。
7.まとめ
午後の逸話はそれぞれの行動予備隊、フィリオプシス、ケオベ、ドーベルマンの小話が語られるイベントになっていた。
青く燃ゆる心や喧騒の掟も大好きだけど、こういうオムニバス形式も好きやねんな…
個人的に好きだったのは日記帳と流れ者の帰る場所。鉱石病感染者の悲惨さが見え隠れするだけで泣ける。
こんな状態のオペレーター達の未来を背負うドクターとして、ロドスの「前」に向かって導いていかなきゃと思った。
じゃ今からCE-5周回してお金稼いでくるから待っててねみんな…