まいてつ 感想備忘録

Last Run!!やレヱル・ロマネスクで盛り上がってたので、DLsiteのキャンペーンで貰ったまま放置してたまいてつやりました。


こういうゲームほとんどやらないので、備忘録として短めの感想を残しときます。

 

まず全体として

Hシーンが各ルート内になくて、完全に独立した別ストーリーになってたのに驚いた。

正直物語上でHシーンが重要じゃないなら、別になくていいと思ってたのでこの仕様はとてもうれしかった。

後嬉しかったのは用語解説がガチなところ。

鉄道用語はほとんど分からないので、膨大な量の用語解説はとても助かった。

しかもフルボイスでヒロインたちが解説してくれるので読むのも苦じゃなかった。

 

シナリオに関して

ノベルゲームをやらないので比較はできないけど、文章としては終始読みやすかったんじゃないかと思った。

気になったとすれば、どのルートでもだいたい問題発生→「ふむ…ではこうしてみれるのはどうだろう?」→鉄道オタクのお陰で解決!の一辺倒なのが気になったかな?

まあ個人的にはそんなにリアルさとか整合性とかは求めてないからご都合主義大歓迎なんだけど。

 

システムに関して

上記の用語解説がガチなのも凄いけど、E-moteってやつで殆ど違和感なく立ち絵が動くのにおじさんびっくりしちゃった。

最近のゲームってすごいんだね… わぁっ…お見事です

ただこれは自分だけなのかもしれないけどめちゃくちゃフリーズした。計10回以上はプログラム停止したんじゃないかな…

そんなに苦ではなかったけど、元の場所までskipできないからマウス連打するのは疲れたよ… 

 

BGM

ゲームBGM好きとしては逃がせない要素。

このゲームのBGMは終始主張せずにゲーム体験を引き立てている印象だった。

だから特にこれといって記憶に残る曲はなかったけど、このシーンにこの曲全然合わないな…みたいなこともなかった。100点です。

 

 

各キャラクターと個別ルート

クリア順は

日々姫→稀咲→ポーレット→れいな→ハチロク→凪ふかみ→真闇→グランド

って感じ(太字がメインヒロイン)

それぞれのキャラクターに対して短めの感想を書いていきます。

 

・日々姫

このゲームを始めて共通ルートをやってたくらいの頃、正直日々姫の言葉の音程?に違和感あって好きにはなれなかった。方言とか標準語とかじゃなくて、少し上ずった感じの話し方の癖が独特に感じた。

個別ルートに入ったあたりからは慣れて全然気にならなくなったけどね。

 

シナリオに関しては正直それは無理があるだろとは思った。

日々姫も絵の腕前や機関士の適正等かなり多才な人間だとは思うけど、流石に市長はね…

ポーレットの有能ぶりも各所で見られる分、いくら日々姫も有能でも無理だろと思ってしまう。

これに関しては日々姫は一切悪くない。キャラとしては今作ヒロインの中でも結構好きです。

 

日々姫ルートを最初にやって愛着わいたせいで、他ルートで毎回失恋する日々姫を見るたびに辛い思いになった。

(でも個人的には負けヒロイン超好きなので、失恋するたびに好きになっていった)

 

 

・稀咲

正直自分がこの娘を大好きになるとは思ってなかった。

ボクっ娘でデキる女的な敵側のヒロイン。

ルート入る前の段階でも表情や喋り方に惹かれつつあったが、ルート入るとヤバかった。

こういう娘がデレた時の破壊力よ…最高でした。

 

 

・ポーレット

ゲームやる前の印象では「あ~この娘好きになるだろうな~」と思ってたらやっぱり好きになった。

社長兼市長だから勿論有能な一面もあり、でもそれは市や双鉄のために身を削ってるからっていう健気な一面もあって好きになる要素しかない。

シナリオも王道で熱い流れで良き。

 

 

・れいな

声が最高。出てくるたびにロロナの声がする~てなってた。

かわいい。

あとれいなルートでれいなを応援するポーレットも好き。

 

 

ハチロク

キャラデザが最高で最初から好みだった。性格も話し方も好き。

シナリオも双鉄の過去と向き合う内容で、メインヒロインの中でも一番気合入ってた気がする。

 

 

・凪

江戸っ子気質な元気な子。こういうキャラが物語を動かしてくれる。大事。

正直いつも一緒にいるふかみがもっと好きなので、逆に凪はフラットな目線で好きになれた。

 

 

・ふかみ

いつも凪と一緒にいる耳年増ヒロイン。こういうキャラ好きです…

それでも十分キャラ立ってるけど、川下り船の船頭をしながら店の運営、宣伝等全部一人でする有能っぷりも目立つ。

 

Hシーンが凄いらしいので後でみます。

 

 

・真闇

サブヒロインだから短いもののシナリオの完成度は一番良かった。

復興的にも恋愛的にも真闇ねぇルートが一番無理なく無駄なくきれいに話が進んだと思う。

というか妹のために我慢してたんですよと言われると納得するしかない。

 

こういうお姉さんキャラは物語に絶対必要だよな~と最初から好きだったんだけど、個別ルートの完成度と恋する真闇姉の可愛さに一気にやられた。好きです。

 

真闇ルートなので当然妹の日々姫の失恋もより深く描かれるんだけど、それが本当に良い…日々姫はルート以外の失恋シーンが本当に好き(2度目)

「それでもやっぱり……悲しかねぇ」のところで思わず泣いてしまった。このゲームで唯一泣いたシーン。

 

 

・グランドルート

今までの話をつまみ食いしたようないいとこ取りのみんなハッピールート。

こういう話に整合性とか心理描写とか求めるのも違うし、ノリと勢いで突っ走ってくれたのでさらっと読めた。

 

まとめると

好きなキャラ:稀咲・真闇姉・(他ルートの)日々姫

好きなシナリオ:断トツ真闇姉、次いでポーレット

 

 

以上思ったより長くなった感想備忘録。

普段こういうゲームやらないので少々シナリオが退屈でも新鮮な気分でプレイできた。

レヱル・ロマネスクのためにやったといっても過言ではないけど、思ってた以上に楽しめて良かった。

キャンペーンでものべのも貰ってあるしいつかやりたい。

 

 

Last Run!!はどうしようかな…絶対いつかはやるけどセールやキャンペーンが来てからでいいかな…